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麺太の超気まぐれラーメンコラム
【第1回】ありがとうさようならカップヌードル

 みなさんはじめまして。ラーメン大好き小池さんの次にラーメンが大好きな麺太です。「ラーメンについて何でも良いから書いちゃって」と言われたので何でも良いから書いちゃおうと思います。本当に何でも書いていいんですね(ニヤリ)。てなわけで何でもかんでも書きまくっちゃいますのでみなさんどうぞよろしくです。

 さてさて記念すべき第1回目に取り上げるのはカップヌードルです。ご存じの方も多いかと思いますが、これまでとてもお世話になったカップヌードルに二度と会えなくなってしまいます。


日清食品のニュースリリース(2009年3月25日)
http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?yr=2009&mn=4&nid=1577


 ま、商品自体が無くなるわけじゃなくて、長い間親しまれてきたダイスミンチに代わって新たに「コロ・チャー」が具材として投入されるだけなんですけどね。でもこれは一大事件だと思うのです。日清食品側はあくまでも「進化」って言ってるけど、37年間も同じ味を続けてきたわけですし・・・・・・

 というか、あの肉からもスープにダシが出てない?

 個人的に固めの麺が好きなので3分と言われても2分ちょっとで食べたくなるんですよ。その時に麺の上に乗っている肉を食べてみてメチャメチャ味が濃いってときがよくあります。肉が全くお湯につかってないで蒸されてるだけの状態だったりして、肉というよりクルトンを食べているような食感の時は特にそう思います。

 あの肉を沈めてお湯で戻したときのスープが本来の味なのではないかと。これがコロ・チャーに代わってしまうと別な味になってしまう可能性が高いわけです。しっかりとお湯で戻す前に食べてしまう自分が言っても説得力が全くないんですけどね。

 ネット上の一部では「謎肉」と呼ばれているあの肉。自分もダイスミンチという名称をこの事件で初めて知ったわけですが、反響も多いみたいで、改めてカップヌードルの根強い人気がうかがえます。

 しかし今回の「進化」について、自分は別の心配をしているのです。

 これまでいくつもの人気商品が「更に」「もっと」という言葉をつけて変化してきた過去があります。キリンラガービール、ラ王、スーパーマリオブラザーズ・・・・・・

 ある一定の人気を得たら、もっともっと上を目指してしまうのは仕方がないことかもしれません。おそらく商品を買わない理由を分析して、それを解決すればもっと売れるという考えなのでしょう。でもそうやって進化すると、これまでのファンが嫌だなぁと思ってしまうこともあります。

元々のファン < 元々のファン − 変化を嫌がり離れるファン + 変化を喜ぶ新規のファン

 変化させるからには上の式に当てはまると思っているんでしょう。もしかしたら「元からのファンだったら変化させて嫌だと思っても結局は買うんでしょう」という考えがあるかもしれません。

  キリンビールはクラシックラガーを出しました。ラ王は元の味がどんなだったか忘れるほど迷走を続けました。ルイージは2の時に頑張りすぎたので3以降は空気を読んでマリオと同じ動きにするよう80%の力で走ったり跳ねたりするようになりました。

 容器の進化はウェルカムですが、味に対しても進化を追及してしまうとどんどん別な味になってしまうのではないかと心配です。正直に言えばカップヌードルにはジャンクっぽさを求めているわけです。そのうち生麺のほうがおいしいとか液体スープのほうがおいしいとかになって別な食べ物になってしまうのではないかと。10年くらい経ったら昔を懐かしんでクラシックカップヌードルなんて出ちゃうかもしれません。

 タイムリミットは2009年4月20日。その日になったら真っ先に「コロ・チャーおいしい」と言っている自分がいるかもしれませんが・・・・・・ つまり日清食品さんありがとう、カップヌードル万歳ってことで。

第1回コラムの要点を絵にしてみると・・・・・・

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