「このラーメン屋さんはどういった味なの?」という疑問を解決するのが味見表です。ここを読んで味見表を理解して、ラーメン屋さん情報をもっともっと活用しよう!
(0)味見表とは
味見表はその名の通り、 ラーメンの味や特徴を細かく分類して表にまとめたもの
です。種類、麺、味濃、ス濃、背脂、その他の6項目に分かれています。味見表は特徴を分かりやすく説明するために数値化したものであり、おいしいかおいしくないかを示したものではありません
。数値はそれぞれの特徴を表しています。
(1)種類・・・味の違い
「種類」とは、醤油、味噌、塩といった 味の違いを意味
しています。とんこつについては、醤油や味噌の表示がついているもの(例:とんこつ醤油、とんこつ味噌)はそれぞれ醤油、味噌と表示します。何も味の指定がなく豚骨ラーメンという名称のみの場合は、とんこつと表示します。基本的には、店側のメニュー名および説明に沿って分類しています。
(2)麺・・・麺の太さおよび形状
「麺」とは、
麺の太さと形状
を示しています。麺の太さは「極細、細、中細、中、中太、太、極太」で表示します。また麺の形状はストレートかちぢれの違いであり、「ストレート=ス」「ちぢれ=ち」と表示します。細麺のストレートならば「細ス」、中太麺のちぢれならば「中太ち」となります。
(3)味濃・・・味と塩分の濃度
「味濃」とは、
味と塩加減の濃度について、5段階で表わしています。スープの中でも、
一般的にラーメンダレと言われる味付けを中心として判断し、「1=薄い、2=やや薄い、3=普通、4=やや濃い、5=濃い」となります。さっぱりと表現されるラーメンでも味付けが濃かったり塩分を強めに感じる場合は4や5、逆にこってりラーメンでも味付けが薄かったり塩分をあまり感じない場合は1や2ということもあります。素材を生かして繊細な味を楽しむラーメンは1や2になりやすいです。
(4)ス濃・・・スープの濃度
「ス濃」とは、
スープの濃度です。「1=薄い、2=やや薄い、3=普通、4=やや濃い、5=濃い」の5段階に分類しています。全般的に豚骨系は濃く、鳥ガラ系は普通、魚介系は薄く分類されやすいです。
ただし豚骨系でもライトな場合は1や2、逆に魚介系でもスープが凝縮され一般より濃い目の場合は4や5が選ばれます。
(5)背脂・・・背脂が投入されているか<
「背脂」とは背脂が投入されているかどうかを表示しています。
またその量も紹介します。
(6)その他・・・特徴的な部分
「その他」とは、
何か特徴的な部分がある場合、もしくは上記5項目では紹介しきれなかった部分を表します。特に何もなければ無記述となります。
種類 |
味の違い |
何も味の指定がなく豚骨ラーメンという名称のみの場合はとんこつと表示 |
麺 |
麺の太さおよび形状 |
極細、細、中細、中、中太、太、極太 ストレート=ス、ちぢれ=ち |
味濃 |
味と塩分の濃度 |
1=薄い、2=やや薄い、3=普通、4=やや濃い、5=濃い |
ス濃 |
スープの濃度 |
1=薄い、2=やや薄い、3=普通、4=やや濃い、5=濃い |
背脂 |
背脂が投入されているか |
その量も紹介 |
その他 |
特徴的な部分 |
特に何もなければ無記述
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