【熊本ラーメンこむらさき】
昭和29年の創業から半世紀以上も地元熊本県民に愛され続けているこむらさき。熊本市内に3店舗ある老舗だが、関東近郊の人もご存知ではないだろうか。ラーメンブームの先駆けとなった新横浜ラーメン博物館にも熊本代表として出展している。
創業当時の値段は1杯50円。まだ戦後の傷跡が残り、街頭テレビで力道山が活躍していた頃から続く味。お土産用の商品開発・販売も平成の始まりと共に開始していて、もうすっかり家庭の味としても広がった。
ラーメンはまだ醤油というイメージが強い頃から続くとんこつの歴史を自宅で味わってみてはいかが?
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【熊本とんこつ味千ラーメン
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国内100店舗以上、海外375店舗(2009年2月現在)を有する味千ラーメンの袋麺。初回限定の値引きサービスに加えて送料無料と至れり尽くせり。
これだけの店舗において食べられている量は、なんと1日10万食。アジアを中心に店舗を拡大し、ニューヨーク、ロサンゼルス、トロント、メルボルンと世界各地に熊本ラーメンの味が伝えられている。
また、味千ラーメンは上で紹介した熊本生ラーメンの開発に携わっている。本格的なお店の味を楽しみたい場合はこちらをどうぞ。
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【太平麺】
熊本ラーメンと言えば太平燕・・・・・・と素直に思える人は少ないと思う。何て読むのか分からない人が大半だろう。
「たいぴーえん」と読むこの食べ物は全国的に知られていないが、熊本県民に聞いたら全員が答えられるほど熊本県ではメジャーな食べ物だ。
現在熊本で食べられている太平燕は明治時代に中国から伝わり、アヒルの卵のかわりに鶏の卵、ツバメの巣のかわりに春雨にするなどオリジナル料理として完成した。麺のかわりに春雨が入ったとんこつ五目ラーメンといったところ。醤油や塩味もある。ここで画像リンクされている太平燕は左で紹介した味千ラーメンで販売されているもの。
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【熊本大黒ラーメン】
熊本ラーメンの中でも、熊本出身お笑いコンビくりぃむしちゅーの2人が高校生のときに良く通っていたとテレビで紹介されて人気急上昇した店。地元のラーメン屋だったが人気が爆発してお土産や通販も開始。とんねるずの食わず嫌い王で2005年お土産ランキング11位になったあの大黒ラーメンが自宅で味わえるぞ。
熊本ラーメンの中でも麺は細めの部類。他のお店よりもシンプルな味を求める人に。
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